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触診。上手い奴と下手なやつとの認識の違い

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こんにちは須田です。

今回は『触診。上手い奴と下手なやつとの認識の違い』について書いてと思っています。

一つの長編記事にしようかと思いましたが、まとまりがなくなりそうだったので少しずつ書いていきますのでご了承ください。

決して、小出しにしているわけではありません。

今回の記事ですが、触診全般に言えることを書いています。

初心者の方へは新たな学びに、数年経過した施術家には復習として読んでいただけばいいかなと思います。

言語化が出来ていない事は何なのか?

練習において課題となるのは、上司の『こうやるんだ』が言語化できないことだと思います。

理由は、明白で曖昧だからですね。

こう』とか『こんな感じ』と言われても初心者はわからないのです。

『こう』の中身を言語化すると、、、

触り方の前提が曲面を触るという意識を持って触っていないからです。

結論から言うと

結論から言いますと、初心者の皆様は曲面に触ると言うことに慣れていないのです。

曲面のものを無意識に平面だと思って触っていては触り方にも違いが出てきます。

丸みがある物に対して、平面の意識で触るので部分的に圧力な違いも出てくるからです。
それを上司や患者さんは感じ取る事ができるので、あなたに触られると『違和感』を感じてしまうのです。

では、なんでそうなってしまったのでしょうか?

平面と認識してしまう理由とは?

これは、平面で解剖を覚えてしまっているからんです。

人の体に平面の場所はほとんどありません。

筋肉も丸みを帯びていますし、骨も、関節も、内臓も曲面になっています。

ですが、教科書や解剖学書では平面で勉強します。

よって、実際の触覚(三次元で丸みを帯びている)と視覚で勉強(奥行きは描いてあっても極論は平面である情報)した事を統合していく必要があります。

余談ですが、

解剖を絵でなく言葉で覚える人に触診が下手くそである傾向がとても強い印象です。

これは右脳と左脳の関係です。

と、いうのも色んな角度から絵を書いて骨や筋肉を覚える人は右脳を優位に使い、穴埋め問題ばっかり文字で解いていた人は左脳を使っていいるからです。

右脳はイメージすることを得意としています。イメージした後に、左脳で奥行きや距離を考えますが、まず右脳イメージする事ができないので左脳を使う事ができない、もしくはイメージができても実際とはかけ離れているため、正確な触診はできなくなります。

では、どのようにそのズレを強制していくのか?

最初に言っておきます。

この癖は簡単に、治りません。

例え、骨盤矯正をしたとしてもです。骨盤矯正を正確に行えば同側の胸郭出口症候群は治せますが。

簡単な方法は、まず押すのではなく筋肉、関節、骨をさする事です。

そして、心の中で感想を述べる事です。

今、馬鹿にしたでしょ?

馬鹿にした、あなたが馬鹿なので感覚記憶の原理を知らないからです。

感覚記憶の原理原則

これは、いわゆる

アハ体験=気付き=感情の動き

 があるのが原則です。

記憶とは時間に付箋を貼るような物です。

では、その付箋とはなんなのか?それは感動です。

感動とは

感動の定義とは、

感情が揺れ動いた時に起こる心の現象のことを指します。

あ!そーなんだ!!』と思ったことが記憶に残ることって経験として沢山あると思います。そんな学習教材あxりましたよね、あれってよく出来てると思います。

  • 美味しくて幸せに思ったお店
  • 部活がキツくて
  • 彼女に振られた悲しみ

辛かった思いでというのも色濃く覚えている物です。感動とは肯定的な事象のみではなく、否定的な事象でも言えることなのです。

なぜ、色濃く覚えているかというと、そこには感情の動き、、、つまり感動があったからなんです。

まずは、自分の体を触ってみよう

とりあえず、記憶の成り立ちをロジカルに勉強していただいので、そこからは簡単なんです。

最初から人を使うというよりは、いつでもどこでもできる自分の体で実験してみましょう。

指を触って些細な左右の違い 大腿部の筋肉に達するまでの時間 頭の縫合を指で追ってみる

  • 指を触って些細な左右の違い 
  • 大腿部の筋肉に達するまでの時間 
  • 頭の縫合を指で追ってみる

などいろいろな場所を触ってみて、気がついたことをメモしておきましょう

その後に、人の身体を触って得られることをメモしていきましょう。

人の体を触らせてもらいたい事

人の体を触らせてもらった時は、体の運動連鎖を意識して触欲しいです。

日常生活において、単関節運動は存在しないためです。

患者さんの多くが訴える、症状は多関節運動による運動痛が多いかと思います。

そこで触診で意識してもらいたいのが、関節運動連鎖を触診する事です。

両手をうまく使おう

触診では、両手を上手く使う様にしましょう。

円位の触診と、近位の触診を円滑に行うためです。

片手で膝を持ちながら、もう片方の手で足関節を持つことを仮定した時。

手を上手く使い、膝の屈伸だけではなく

  • 大腿骨の内旋異常
  • 脛骨の外旋異常
  • 距骨の連動
  • 股関節前方のつまり
  • 股関節後方の緊張
  • 脛腓関節の動き

などを感じながら触診をしていきましょう。

また、つまりや緊張を感じる部分に施術をしてみて、また検査してを繰り返してみて下さい!

終わりに

『は?こんなだるいことをしているの??』と思いませんでしたか?

そうです、一定のレベルの人はこういう泥臭いことをしているのです。

  • カイロプラクターであればリスティングやモーションパルペーション
  • 鍼灸師であれば経絡や脈の変化から 
  • 柔道整復師であれば軽擦法や清拭から 
  • オステオパスであれば傾聴とインダクションから

すごく泥臭いことをいっぱいやって上手になっているので、近道せず泥水啜りながらやってみて下さい。

ではではー

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ABOUT ME
だーすー
皆さんこんにちは、ダースーです。 都内で整骨院に勤務しているフリーランスです。 整骨院、整体、転職、人生観、おすすめ商品など多岐にわたり発信中。 将来の夢は体質改善施設(旅館併設や寄生型とか旅館運営)の運営。 学生・新卒からブラック整骨院に勤めながら、今まで数々のセミナーで技術を習得する。しかし、開業しなければ資金ショートするとわかり転職を決意。たくさん探した結果、技術主体のホワイト整骨院(仮)に転職。